6月30日は年に二度行われる「大祓」のうちのひとつ「夏越の祓」の日で、また京都ではこの日、ういろうに小豆を散らした「水無月」というお菓子をいただく風習があるそうです。どちらも疫病や災害の退散を願って行われるものですが、2020年はこの願いがいつにも増して切実に感じられます。
……だというのに、我が家では売り切れにつき水無月をゲットできませんでした 😳 。インスタグラムを始めた年は30日の晩にタイムラインでこの風習を知り(初年:出遅れ)、翌年勇んで買いに行ったらお店が定休日、そして今年は売り切れ。次回こそは買いたい!
しかし年に一度の行事なので、ぼんやり待っているだけでは来年も確実に轍を踏みます。そういうわけで、〈3つ折りカレンダー〉の6月29日(水無月をいただく日の前日)にToDoを書き込みました。使用したのは ‘20.7〜’21.6 版です。
まだ真っ白なカレンダーに決然と居座る5文字。
そして、筆者の居宅では6月に排水管の一斉清掃があったのですが、業者さんがパーツを一部戻し忘れ、後日それに気づいて往生するというアクシデントがあったので、戒めとして自分への申し送り(戻し忘れがないか当日中にチェック)も書き添えました。これは日付が確定していないので、自由に動かせるように付箋を使っています。
〈3つ折りカレンダー〉〈4つ折りカレンダー〉は、当年の後半と翌年の前半がセットになっているので、年をまたいだ予定もすぐ書き込めます。
蛇足
この行事にまつわるあれこれは、名前もきれいで手帳に保存しておきたいなあと思ったので、〈無罫(分割ガイド付)〉を使って謂れや説明をまとめてみました。手帳に綴じるときは、『趣味の文具箱』2020年7月号に掲載していただいた、暦の〈分度器〉カレンダーの隣に入れたいと思います。
今回のネタのために過去のノートを見てみたら、博文館当用日記にも、2018年にほとんど同じことを描いてました(本記事のトップ画像)。興味の対象は大きくは変わらないようです。
2021年後半のカレンダーについて
もし2021年7月以降のカレンダーが御入り用の場合、バイブルサイズは智文堂通販に在庫がございますので、もしよろしければご利用ください 😎 (M5 サイズはまだ製造しておらず、中途半端で申し訳ないですが……)
一年後に水無月を買い、無病息災を願えるような世界でありますように、と、祈る気持ちも抱きつつ。
それでは、次回もよろしくお願いいたします。