智文堂の主な商品は、システム手帳用のリフィルです。このページでは、智文堂の考えるシステム手帳について、みなさんご存知のことから独自の解釈まで、一通りお伝えしたいと思います。
どういう形をしているの?
専用のバインダーがあって、中のページは金具で綴じます。ルーズリーフと同じです。ルーズリーフより綴じ穴は少なく、基本的に6穴です(M5サイズのみ5穴)。
どんなサイズがあるの?
細かくは各社がオリジナルサイズを出していたりしますが、汎用的に多く出回っているのは以下の4種類です。
智文堂が取り扱っているのは、このうちの「バイブルサイズ」と「M5サイズ」です。
- A5サイズ
- バイブルサイズ
- ミニ6穴サイズ(ミニ6)
- ミニ/マイクロ5穴サイズ(M5)
下のものほど小さいです。M5は名刺より一回り大きいサイズ、と思っていただけるとイメージしやすいかもしれません。
綴じ手帳と何が違うの?
ページを金具で綴じているので、抜き挿しや並べ替えができるのがいちばんの違いです。大学ノートとルーズリーフの関係と同じ、と申し上げればわかりやすいでしょうか。
システム手帳の方は、用途に特化した特殊な罫線が数多く出ているのも特徴かもしれません(智文堂のリフィルのデザインはまさにそういうものばかりです 😎 )
メリット(活かすといいこと)
- ページが並べ替えられる。よく使うものを前に持ってきたり、五十音順に整えたり、近くにあった方がわかりやすいページ同士をまとめたりできる。
- ページを抜き挿しできる。書き損じは外せるし、途中に増やしたいページを追加できる。
- リフィルの罫種が多い。自分の用途に合った罫線で、使いやすい順番に並べられる。
例えばスケジュール帳のメモ欄を、マンスリーの間に挟むか、それとも後ろにまとめるか、自分で決められる。
クリアポケットや仕切りを挟みこめたりも! - 凝った手帳バインダーが多く出ている。素材も、手触りや質感を追求した革が多い。
デメリット(注意が必要なこと)
- 金具が外れるとページがぐちゃぐちゃになってしまう。ページの量は少し控えめにするのがポイント。
- 自由に並べ替えられる分、ページが多いと混乱したり、失くしてしまうこともありうる。これも上に同じ。
- バインダーに綴じられる量には限りがあるので、定期的に入れ替えや見直しが必要。
- 高級=高価なバインダーが多く、気軽にポンポン増やせるとは言いがたい。
何に使うの?
最も一般的に浸透しているのは、「システム手帳=スケジュール帳」というイメージかなと思いますが、なんの、自由度の高いノートと思えばいいのです。
日記にしてもよし、仕事用メモでも、スケッチブックでも、スクラップブックでも、勉強ノートでも。使い方は無限大。
具体的な使い方は、「目的から探す」や「シリーズから探す」も参考にしてみてください。
テーマ別記事一覧
ここでは、手帳とはなんぞや、ということを好きに考えた記事を集めてみました。よろしければお時間のあるときにでも。
手帳の相棒2024 其の一
〔筆記具の話〕長く使っている万年筆がひとつの節目を迎えたので、その記録(というても大したことじゃありませんが)。使っていくうちに、道具も少しその姿を変えてました。
2024年の手帳 〜 A5サイズ
〔手帳いとをかし〕2024年の手帳の準備。A5サイズのバインダーを新しく購入したので、まっさらな手帳に入れるものを工作しました。納得のいく組み合わせにできて大満足です。
結局2019年の手帳をどうするのか
まだ自分の生活スタイルが確立していないせいで、手帳の使い方も手探り以上の話ができない状態ですが、とりあえず2019年の滑り出しは3本立てで始めようと決めました。頼もしい相棒たちとともに、2019年にえっちらおっちら漕ぎ出していきたいと思います。
2019年版の手帳会議
朝晩ぐっと冷え込むようになって、冬の気配がもうすぐそこまで迫ってきました。この季節になると心を占めるのが来年の手帳のこと。私(かなじい)も来年に向けて、手帳の使い方を少し見直してみようと思っています。今回はその前哨戦で、これまでの手帳の使い方と、これから手帳で管理したいことをまとめてみました。具体的な話がなくて退屈かもしれませんが、よろしければお読みください。