【SNSお題】漢字の手引き
〈横罫9mm(補助罫3mm)〉商品ページ
吹き出しリフィル
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インスタグラムで単語帳のアイデアを投稿しましたら、コメントで面白いお題をいただきましたので、自分ならどうするかな〜というのを考えてみました。

お題:単語と漢字の勘違い覚えの克服にどのサイズが良いか?

実はすでに漢字の勘違い対策には作っているものがございまして。じゃじゃん。


いやシステム手帳ちゃうんかーい

これまで、あちこちに書き散らかしてはどこへやったか見失う、というのがお決まりのパターンで、どこに集約したら一番確実か?を考えた結果、「漢和辞典に挟むのがベスト」という結論に至りまして。辞典より一回り小さく、薄くしました。

余った便箋を2つ折りにして、真ん中をホッチキスで綴じただけの簡単なノートです。

これだけでは「ここに載せる?」なので、システム手帳にはどう書くか?というアイデアをいくつかご紹介いたします。

正しい字形をカード式に大きくアピール

間違いタイプ:漢字のパーツ(つくりやへん)の形を迷ってしまう

請求書の「請」を、「言+青」だったか「言+責」だったかいつも迷うんです……

万年筆のインクは色彩雫シリーズ「霧雨」です

使用したリフィルは〈月〉です。円の中に正しい字形を大きく書いて、下には

  • いつも迷う字形を「これじゃないよ」と念押し
  • なぜ迷うか、どう考えたら正解がピンとくるかのヒント(私には”理屈”が効果的なので)

を書きました。もっとイラストや色を駆使した方が見やすい方は、ぜひご自分に合う形で。

写真の2字のように、「辞書にない字」を自分で勝手に作って間違えそうになるときは、手書きが威力を発揮しますね。

克服したい字の数が多いときは一覧にする

間違え方の種類は上掲と同じですが、M5サイズは1ページにたくさんの情報が書き込めないので、ページをめくらなくてもひととおり確認できるようにするにはバイブルサイズの方がいいですね。

EMOTTは最初の色が合わなかったので3つめから変えました

使用したリフィルは〈吹き寄せパック/風物のデザイン〉の吹き出しです。吹き出しの横のスペースに正しい字を大きめに書き、吹き出しの中に間違いパターンやヒントを。

個人的な経験から言うと、正しい字形だけでなく、「自分がどう間違えるか」を明記すると克服しやすい気がします。

蛇足

「請」は本当になかなか身につかず、辞書を引いたら必ず自分からのメモが目に入るようにしていました。付箋によると、2011年からずっと手こずっているようです。

いかに覚えられなかったかがわかりますね

二択はわかりやすく並べる

間違いタイプ:正しい漢字がAかBか混乱する

今度は、漢字としては辞書に載っているけど、書こうとすると一瞬どっちか迷うパターンです。

私は大体二択で迷うので、リフィルは〈窓〉を選びました。枠内に読みと送り仮名を合わせて大きく書き、枠外に一言ヒントを書いています。

ヒントが浮かばなければ無理はせず、保留の意味で付箋を貼っておくことにしましょう。

二択も数が多ければ一覧にする

一瞬迷うペアはたくさんございまして、一覧にするにも(私の場合)吹き出しでは足りませんので、〈横罫9mm(補助罫3mm)〉に書いてみたらぎっしりになりました。

多いな

9mm幅の罫の中に1ペアずつです。字を書くには6mmで十分なので、各9mmの中のてっぺんの3mm(意味伝わるでしょうか)に読み仮名を入れました。

二択の右側に入れるヒントは、9mmに2行を書く配分です。

余談ですが、クリーンカラードット(呉竹製)の色名 “PLATINUM” のペンは、0.5mmの方を使うと、目立たせたくない補助罫を引くのにとてもいいです。作例では、二択とヒントの境界線に使っています。

もともと作っていたノート(あれは実際めちゃくちゃ使っています)があったので、今回の記事は「これをシステム手帳に書くならどういう形がいいかな」と考えてできあがりました。

間違いのタイプ + 理解しやすいヒントの形式(私の場合は視覚 + 理屈)に応じて、適した書き方は無限にあると思います。ここではあくまで一例をお届けしました。何か参考になる部分がありましたら幸いです。

それでは、次回もよろしくお願いいたします。