2024年も残すところ2週間となりました(マジで?)。この時期になると、手帳やノートに日付を書くとき「そろそろ2024って書き飽きたな……」と感じます。あれ?共感しにくい?
作業部屋がだいぶ片付いたので、手帳の中身を整理しようかしら、と思い始めました。この記事執筆をテコに、普段、一番よく使う手帳(私はこれを母艦と呼んでます)を整理してしまおうと思いつき。
以下、個人のガチの手帳整理です。自分語り多め。お暇なときに気が向かれたらお付き合いください。
私の母艦 – バイブルサイズ
カンダミサコのミネルバ・ボックス、色はプルーニャです。内側はブッテーロ。
郵趣手帳でちょっと勘をつかんだので、そのやり方を踏襲して、ひとまず中身を全部出します。
手帳のリング径は11mm。入れすぎ。
中身をざっと分類しました。
- 仕事中よく参照するレファレンス類
- 年間イベントカレンダー6年分(展覧会用。〈分度器〉両面で3枚)
- スケジュール用〈ORIカレンダー〉‘22.7 – ‘25.6 分 + 仕事メモ数枚
- 2024年頭所感
- メンタルを支えるお守りページ
- 予備の白紙リフィル
- 手帳アクセサリ(仕切りやポケットファイルや付箋)
リストだけでお腹いっぱい……
さて、中身の検討です
まず機械的に判断できるものからパパパと済ませよう。
古いもの、使用頻度低いものを除く
●「1. レファレンス類」をさらに詳しく見ていくと、以下の3種類に分かれました。
- 用紙仕上寸法(毎日見るといっても過言ではない)
- カラーペン筆記見本(改訂前のを自分の手帳用にしています)
- 近代史年表(茶系の極細ゲルインクボールペンで書いたアレ)
仕上寸法と年表は迷わず保持。筆記見本はなくてもいいかもしれない。仕上寸法ももうちょい整理できそう。
●「2. 年間イベントカレンダー」は、古い1枚(2019・2020年分)を抜いて新しいページを入れよう。「3. スケジュールカレンダー」も同様に入れ替えよう(最新のカレンダーが入るのは2025年頭になるけど ← M5とM6の仕様変更を迷いすぎたツケ)。
●「6. 予備の白紙リフィル」と「7. 手帳アクセサリ」は、最終的な手帳の中身を決めてから、それに合うようにメンツを更新しようかな。
ここまではサクサク進みました。残るは「4. 2024年頭所感」と「5. メンタルを支えるお守りページ」です。
年頭所感、に対する所感
2024年の年頭所感を書いたときのことを記事にしてたのを発見。
読んでびっくり。別人が書いた記事みたいな気がした。
ところで智文堂STORE(WEB通販)では、ご購入の方に『かなじのめがね』というA5両面の月刊フリーペーパーを同封していて(本記事冒頭の写真にある黄色い紙のやつ)、片面に毎回リフィルの簡単なサンプルを掲載しており、2024年12月号はまさに「年末に年頭所感を振り返る」ネタだったのですが、その原稿を書いてたとき(1ヶ月も経ってない)からもだいぶ気持ちが変わっている!
リフィルに書いてる年頭所感そのものを読み返しても、なんていうか全然ピンとこない。酔いが醒めたような気分。
これ、あれだ。めちゃくちゃよく描けた!と大のお気に入りだった自作のイラストが、ある日突然「どこがいいの?」と冷めてしまう、あの感じに酷似(誰に通じるねん)。
いろんな経験を経たとか技術がちょこっと身についたとか、要因はいろいろあるのでしょうが、本当に突然、自分でびっくりするほど劇的に、見え方・感じ方が変わってしまうんですよね。そして一度変わったら二度と戻れないという。こういう感覚をお持ちの方はけっこういらっしゃるのではと思うんですが、悲しいかな、的確な伝え方がわからない。
話があちこち脱線しました。ここまで感覚が変わると、これまでの年頭所感のあり方はここでいったん幕かなあ、という結論に。年頭所感に書いてることを見返したら、言い方(書き方?)こそ気を遣ってるけど、基本的に「あれせえこれせえ」という指図ばっかりで、「このままの自分じゃダメだ、少しでも変わらなきゃ」という圧が透けて見えるようです。これを書いてた2024年初頭の自分に言いたい。
大丈夫!
とはいえ、新たな年を迎えるにあたって、なにか錨となるようなページは持っておきたいので、少し時間を取って形を考えることにします。
メンタルのお守り
上掲の年頭所感から引き伸ばして考えるに、気持ちの根っこで「変わらなきゃ(いまの自分は)ダメだ」と思ってたわけですから、そりゃお守りの一つや二つや三つ、欲しくなりますわね。(自分にダメ出ししてる一方でわりと強欲)
何をお守りにしてたかというと……
以前ブログの記事にもした好きなものの絵と、ちょっと恥ずかしくて写真は載せられないけど(自分を褒めたりチヤホヤするような内容ばっかりだから(*´Д`*)キャー)おみくじや占いのうれしい言葉を選りすぐって集めたページが大量に……
ひととおり目を通した結果、ほとんどは「ここまでお世話になりました、もう大丈夫」と感じたので、このカテゴリも母艦からは外すことに。いつまた必要になるかわからないので😁保管用の手帳に綴じておきます。
とりあえずひととおり見終えた……(ドッと疲れる)
整理して綴じる
取り去るものと保持するものの選別はここまで。差し替えたり補修したりして、ひとまず顔ぶれは写真のようになりました。
少な!(整理前・比)
綴じるとこんな感じ。
だいぶ余裕ができてスカスカなくらいになった!
母艦とは言いつつ、A5サイズの登場によって、仕事で使うのがほぼA5になってしまったため、バイブルサイズの役割自体をあらためて考える必要があったりして。それは実際に試行錯誤して探っていこうと思います。
整理(と記事執筆)でものすごい深夜になってしまった。イベントカレンダーの仕込みや、手帳アクセサリの見直しはまた後日やることにしよう。
それではまた次号で!