3月ごろから2ヶ月ほどはスケジュール表を見る気になりませんでしたが、警戒は怠らず、徐々に社会の営みが戻るにつれて、手帳を開く時間もできてきました。
私は、予定はまず〈3つ折りカレンダー〉に書き込むようにしているのですが、ここまで使ってきて、なんとかできないものか……と少し困っていたことがあります。
今日はどこなんだ問題。
〈3つ折りカレンダー〉は俯瞰できる期間が長いのと、1日あたりのマスが大きくないもので、すぐに起点(=今日)を見失うんですよね。あとどれくらい日数があるかを感覚的につかみたいときなど、地味に不便。
そこでいくつか解決方法を考えてみました。
1. 過去の日付を消す
真っ先に思いついた、オーソドックスな方法です。
このためにわざわざジャストサイズの消しゴムはんこを彫ってみたりも(写真2枚目)。
2020年の緊急事態宣言中のように、手帳を開く気も起きない日が長く続くと、遅れを取り戻すのが大変。もういいか……という気持ちになりつつも、消した日と消してない日が混ざるとなんだか視界がチラチラする。
それに、1マスが小さいので、線1本引くだけでも後から見返すときに予定がつぶれてしまったりします。淡い色のインクを使うのも手ではありますが……。
2. マグネットで挟む
県民手帳で過去に使っていた方法です。薄いマグネット2枚を、今日の日付のところで紙を挟んでくっつけるというもの。ホワイトボード形式の応用といいましょうか。
日が飛んでもマグネットを動かすだけなので、1. 消す方式 の不便さは解消されますが、
- 厚みがあるとジャマだが薄い磁石はおしなべて高価
- ネオジム磁石は磁力が強すぎて動かしにくい
- マグネットシートを使うと安価で手軽だが、磁力が弱くてカレンダーをバサバサ動かすと吹っ飛んで知らぬ間にどっかいってしまう
など、帯に短し襷に長し。
ここから、現在のところ、3つ目の方法に落ち着きました。
3. フィルム付箋でマークする
あら?すでにやってる?それは弱ったな……付箋の種類まで同じやったりして。
先端だけ色のついた、インデックス(見出し)タイプのものを使います。測ってみたところ、44 mm × 12 mm のものが示し合わせたようにぴったりなのです!歓喜。(スリーエムから出ている混色パックは × 10 mm のみのようですが、幅が狭いので問題なく使えます。)
わかりやすいようにホワイトのゲルインクボールペンで「TODAY」などと書いてみました(写真2枚目)。★とか@のマークや、小さいシールを貼って使うのも可愛いですね。
付箋ですからすぐ動かせますし、なくしたりへたったりしてきても新しいものをすぐ用意できるし、書いた予定は透けて読めるし、5月から使い始めてますが、いまのところ快適です。
紙の下の方の日付は天地逆に貼ることになるので、気になる方は文字よりマークを使うか、あえて斜めに書いてもいいかもしれません。
M5サイズの〈4つ折りカレンダー〉にも、上端を少しカットして短くすれば、ほぼ同様に使えます。
気分で色を変えてもよいし、このアイデアはなかなかお気に入りです。
それでは、次回もよろしくお願いいたします。