一つの記事にしようとするリフィルの数では過去最多。
NAGASAWA 梅田茶屋町店で智文堂リフィルをお取り扱いいただけるようになったのを記念して、去る 2022/12/23(金) に、インスタライブが開催されました。ありがたや……。アーカイブも残してくださっています。1時間の予定を大幅にオーバーしてしまいましたが、年末年始のおともに、よろしければご覧ください。
ブログにインスタの投稿貼るのやってみたかったのよー🙌
ハッシュタグキャンペーンは 2023/1/15(日) まで延長となりました。ご参加いただけると嬉しいです💡
ライブでのお題
配信内容の事前打ち合わせで、梅田茶屋町店の佐藤さんから、「月間のシフトを片側1ページでサッと確認したいんですが、どう書くのがいいですかね?M6サイズが理想かなあ」と宿題をいただきまして、ハッスルいたしましたよ(死語)
すごい量なので、最初に箇条書きにしておきます。
目次
- カレンダー方式
- フリースタイル
- バイブルサイズ
では写真とともに参りましょう。
カレンダー方式
月間のスケジュール、ということでまず浮かんだのはカレンダー。
タイプ1:ノーマルなカレンダー
いたって普通に、リフィルにカレンダーを作るタイプです。表を書くならやはり方眼罫かドット方眼。〈砂〉は 3mm のドット方眼なので、細かい表でも小回りが利きます。
余談:週のラベルを毎月書くのが面倒なら、トレペに書いてちょっと省エネ。写真で2行あるのは、上下を反転するだけで、左右どちらのページにも使えるようにという狙いです。
タイプ2:数字だけでOKじゃない?
私は知っています、カレンダーの罫線を毎月書くのは面倒だということを(すぐわかるわ)。今回のお題は「サッとシフトを確認する」のが目的なので、手間がかかりすぎると割に合いません。ていうか多分続きません。
これ、一回罫線書いたら、それをガイドにすればいいのでは?
という流れで思いついた、ブラシペンで日付を大きく書き、罫線は省いてしまうデザインです。
これ好評でした。シフトの記入イメージは例えばこんな感じ。
日付はなるだけ淡い色で書いて、シフトは濃い色で書くと判読も問題なしです。できれば同系色でまとめるときれいです。波文葉(M6サイズ)は紙が白いので、モノトーンもいい感じ。
タイプ3:方眼以外でもよくない?
一度書いた枠線をガイドにして日付だけ書くなら、リフィルの罫線はなんでもいいわけです。そこでパッと閃いたのが〈映〉。
上にタイトル部、下に横罫があって、その間が無地なので、ここにカレンダーを入れたらぴったりでした。全面方眼だと、カレンダーの位置をどこにするか、ちょっと迷いどころでもあります(上詰か真ん中か下詰か)。その点、〈映〉ならほぼ自動的にカレンダーの場所が決まるのである意味楽。
作ったガイドはこんな感じです(写真右)。滲んだり擦ったりの心配がないように、かつくっきり濃く見えるように、水性顔料のゲルインクボールペンがおすすめです。マーカーの細い方のペン先でもいいかも。
タイプ4:ノーマルなカレンダー(スペース広め)
シフト+一言メモ(例えば勤務地)を書くスペースが欲しいときは、〈フレックスダイアリー〉を使うと縦長の枠線を引くのが簡単です。
文字を書くのは勤務地だけにして、シフト当番はクリーンカラードットの色分けで表現しました。
週のラベルは 6mm 幅のマットブラックのマステを貼り、シルバーのゲルインクボールペンで書いてみました。貼ったところに厚みが出ますが、気にならない方は「ちょっとデザインした感じ」をお楽しみいただけます。
同じ枠線でも、書き方のルールを変えるとガラッと雰囲気が変わります。
浸透印スタンプで当番を表現してみたの図(スタンプ使いたかっただけ)。こすって消せるタイプを使えば、シフトの急な変更にも対応できますね。
タイプ5:お遊びデザイン
カレンダーのマスを交互に塗りつぶすとチェッカーフラッグ風に。
罫線だけでも毎月書くの負担て言わんかった?(シーン)
カレンダー方式はここまで。(十分多い)
フリースタイル
シフトさえわかればいいなら、カレンダーの形である必要もないかもね、と思いまして。
タイプ6:リスト方式
〈雫〉は全部で15個の項目が書けるので、2段組にすれば31日分のシフトもOK。
パンチ穴にかからないギリギリのところを狙ってリフィルを2つ折りにすると、左右にだいたい2等分できます。リフィルを折ることに抵抗のない方は省エネハックになるかも。
タイプ7:ホイール方式
バレットジャーナル風です。〈満〉は円の内側に16分割のドットを打ってあるので、そのドットに重ねるように&ドットの間隔の真ん中を狙うように数字を書くと、31日分の日付もわりときれいに円状に配置できます。
ライブのときにナガサワのお二人から、円形にすると自分の仕事のバランスを目で見て掴みやすくなるかも、というコメントをいただきました。確かに!何よりこのまあるい形が、スケジュール管理という硬めの内容とギャップを感じてちょっとほっこりしませんか。
や、やっとM6が終わった……
バイブルサイズ
お題の終わり頃、ライブに同席くださった NAGASAWA PenStyle DEN の竹中さんから「バイブルサイズでもできませんかねえ」とコメントをいただき、〈映〉のレイアウトがお好みとのことだったので、帰宅後これまたハッスルして考えました。
M6のタイプ3に寄せたレイアウト
私は最初、〈無罫(分割ガイド付)〉か〈切り取り一筆箋〉かなあ……と答えたのです。が、竹中さんの方が鋭かった。「〈ライブラリーリフィル〉の雰囲気が似てるかも」という呟きが核心を突いてました。
周囲の余白の広さはだいぶ違うものの、パーツの配置はほぼタイプ3と同じにできたのではないでしょうか!
バイブルサイズの紙は少しクリームがかっているので、無彩色よりちょっと赤み・黄みがかった色がしっくりなじむと思います。
ちなみに記入サンプルの場合、ガイドはこんな感じ。
マスの大きさしかり、配置しかり、お好みの配置を探り当ててくださいませ。
1ページに2ヶ月分
最後におまけ、先に口走った〈無罫(分割ガイド付)〉で作ってみたパターンです。
タイプ3とは別物ですが、2ヶ月分を書いても余裕があるのはさすがバイブルサイズ。
なっ、長かった……ここまでお付き合いくださった方、お疲れさまでした!
さらにスクロールを長く。各商品のSTOREへのリンクです。
それでは、次回もよろしくお願いいたします。