筆文葉にひさびさの新顔が登場です。といっても実はかつて販売していた〈中扉〉という商品のリニューアルなので、完全新商品ではないのですが。
コンセプトや入数など、商品の詳細は下記のページからご確認ください。ご購入はストアからどうぞ。下記ページ内にもリンクがございます。
発売の経緯
手帳の中身に、専用のタイトルページがあったら素敵やな!と勇んで作ったはいいものの、自分が意気込んだほどには需要がなかったようで(悲しみ)、〈中扉〉の売れ方はかなりスローペースでした。そのため、店頭在庫が尽きたのを潮に、在庫は補充せず、智文堂のラインナップにも明示していませんでした。
それでもありがたいことに、ごくたまにお問い合わせをいただくことがあり、また、自分の中でもちょうど「こういうときに使えるリフィルがほしいな(でも今のラインナップにはないな)」という要求が高まってきたところだったので、その両方に応えるかたちで、〈中扉〉のデザインをリニューアルして再出発することにしました。
前回の教訓もあり、ひとまず小ロットで(=私の内製で)やっていこうと思います。そういう経緯ですので、販売も現時点では智文堂STOREのみの予定です。
前回はタイトルに「扉」という言葉を入れていて、それが用途を限定してしまってたかな、とも思うので、名前も変えました。逆に漠然としすぎたかしら……とも思いますが、作例も少しずつアップしていきますので、気長にお待ちください。
〈中扉〉からの変更点
基本デザインは同じですが、細部を少し変えました。
おもてデザイン
タイトル部分が、以前はクローズドの枠(四方が囲まれた長方形)だったのを、左右があいているオープン枠にしました。こうすることで、タイトルがどんな長さでもレイアウトしやすくなったかなと思います。
タイトル枠の上下には補助線を入れました。そのまま飾り罫としていただいてもよし、サブタイトルなどを書くスペースとしても使えます。
上の画像では見切れていますが、紙面下部の罫線を狭くして、右側に少し寄せたのも変更点です。大学ノートの表紙っぽいデザインになりました。
うらデザイン
〈中扉〉の裏面は、罫線の左右1cmほど内側にスリットが入ったデザインでしたが、リニューアル後はドット入りの罫線にしました。このドットを結ぶと、左側・右側の線を引くのも、罫線を2分割・3分割・4分割・5分割するのも楽にできます(〈無罫(分割ガイド付)〉的発想)。使い方はまた詳しくご紹介しますね。
〈中扉〉の目指した役割を踏襲しつつ、少し懐というか、裾野の広がったリフィルになったかなと思います。興味を持っていただけたら幸いです。
それでは、次回もよろしくお願いいたします。