手帳にミニ図録

先日、〈分度器〉のお絵描きでエミリー・ディッキンソンの「メイフラワー」という詩を書写したとき、「メイフラワーって船じゃないの?」と疑問が。

辞書を引いたら、もともと英国や米国で、五月に咲く種々の花をこう呼ぶんですね。日本でも、「五月花さつきばな」という方言を用いる地域があるそうです。

メイフラワーの項には「セイヨウサンザシやアネモネ」の記載が。一方、五月花は「タニウツギやミヤコグサ、コデマリ」とありました。ここまで調べるとムクムク描きたい欲が……(多分、ちょっとだけ調べたということを形に残したいものと思われます😎)

描けても3種類が精一杯かな……と見積もり、メイフラワーといえばこれ、のイメージがあるらしいセイヨウサンザシと、私でも花を知っているアネモネ・コデマリを描くことに決めました。

イラスト(シールやスタンプも含む)を手帳に集めたいとき、そこそこ大きいものを描くにはバイブルサイズの〈変わり水玉〉がピッタリ。

頑張って描いたのがこちら。ぎりぎり五月に間に合った!

今回は色鉛筆を使いました。筆文葉の紙がちょっと画用紙っぽい質感を持っていて、やわらかく仕上がる気がします。

タイトル部分は、ボールサイン id 0.4 で文字を縁取ったあと、クリーンカラードットで周りの面を埋めました。花の名前はボールサイン id とユニカラーシグノ(アップルグリーンは廃番だそうです😩)、コメントはジュースアップ04のパステルグリーン。

いろんなメーカーの同系色のペンを集めると、花や動物など、自然のモチーフと相性よくまとまりつつ、それぞれの微妙なニュアンスの違いが、紙面を豊かにしてくれる気がします。

しかしタイトルやメモを書き込んだら、絵が全然目立たなくなっちゃった。・゜・(ノД`)・゜・。まあ、図鑑も手帳も文字が主役だからね!(負け惜しみ)

ひとつ書いたネタを機に、いろいろ興味が広がっていくのは楽しいです。

カラフルなページが手帳に入っていると開くのうれしくなりますよね。


今回使用したリフィルは以下です。

詩の書写をした〈分度器〉と同じアソートパックに入っています。通販では単品販売もございますよ〜

それでは、次回もよろしくお願いいたします。

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