手帳に四季を 其の二

手帳に四季を 其の二
〈雪〉商品ページ

前回の記事は、M5サイズのくろかみリフィル〈夜〉を使用して、手帳に四季のモチーフを綴じるアイデアでした。これを書いているとき、〈雪〉でも似たようなことやったな……と記憶が脳裏をよぎり、ライブラリを探したら写真を撮っていたので、其の二としてご紹介します。

〈雪〉は(ほぼ)無地としてもお使いいただけそうだわ〜と思っているリフィルなので、ある意味、〈夜〉と対と言えなくもなかったり?

紙が淡いクリーム色なので、パンチで抜いたモチーフは使わず、色鉛筆でほんのり色を塗ることにしました。文字を書く楽しみも味わおう、と、季節に合った短い詩を書写しています。

新芽が芽吹く季節、ということで、明るい黄緑を基調に。

写真だと見えづらいですが、罫線の丸い雪を、明るい色の色鉛筆で塗っています。木屑が漉き込まれた和紙のような雰囲気……というと言い過ぎでしょうか😙

やっぱり夏は海。雪原の罫線を海原に見立てて、水色で淡く塗りました。紙の地(下辺)から、濃い青で少しグラデーションをつけると、より海っぽさアップ?

海を連想させるトリコロールと、錨・ヨットのプチイラストで「海です!」感を念押し。

秋もやっぱり紅葉ですね。秋の模様として、縦長に伸びるいく筋もの帯を描きたくなるのは、瀧越しに覗く錦繍をイメージするからでしょうか。

リフィルの名前も〈雪〉でございますから、雪原に佇む葉を落とした木のシルエットを。

罫線の輪郭をぼかすように、灰色の色鉛筆で淡い色をつけています。万年筆のインクもグレー(モンブランのオイスターグレー、一世代前のシリーズです)。〈雪〉は以前、モノトーンのデコアイデアをご紹介しましたが、色数も書き込みも控えめな方が、雪の静けさに合う気がして好みです。

勢ぞろいはこんな感じ。書写の作品に合わせてページを増やすのも楽しそう。

使用したリフィルはM5サイズの〈雪〉です。

冬の名前がついたリフィルですが、書き方次第で、どんな季節も表現できますよ、ということもお伝えしたかったのでした。色鉛筆の風合いがやわらかく出る紙なので、ひさしぶりの塗り絵などいかがでしょうか。

それでは、次回もよろしくお願いいたします。

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