筆文葉リフィルの用紙は厚くて丈夫ではありますが、一年(以上)を通じて使う〈3つ折りカレンダー〉は、リング穴を補強しておくとより安心です。
リング穴の補強には、パンチ穴補強シールという便利な商品がありますね。シールが縦横に並んだシートタイプ(シールを一枚ずつ手で貼るやつ)や、コクヨは専用スタンプを製造していますね。大量に貼りたい場合にはスタンプが楽ちんです。
私も白い補強シールは持っていますが、筆文葉の紙には白さが目立つのと、ツルツルしたシールの上には万年筆のインクが乗らなくなるので、「もう一声」と考えておりました。欲張り。
そんなある日、〈切り取り一筆箋〉を切り取ったあとの端紙が目に入ったのです。こういう特殊な形状(たとえばリング穴が空いてるとか)の紙がどうも捨てられない
作業はいたって簡単。端紙の一面にのりを塗って、3つ折りカレンダーの穴に合わせて貼るだけです。
のりを塗るときのポイント
裏紙などを下に敷いて、威勢よく紙をのりでなぞれば穴を気にせず塗れて、机が汚れません。
私は水糊を使いましたが、紙が水分を吸って伸びるので、スティックのりがオススメ。テープのりは穴のところが少し無駄になるのがもったいないと思ってしまう貧乏性。
貼るときのポイント
ロゴの向きを合わせてそうっと貼り付けます。紙のどちらの面に糊を塗っても、天地を回転させればロゴの向きは揃えられますので、慌てなくて大丈夫です。ロゴを気にするのは私だけか😜
仕上げのポイント
貼り付けただけでもOKですが、紙がわずかにはみ出ていたら、カッターかハサミで落とすと良いです。見た目がきれいですし、傷みにくくする狙いもあります。ハサミの方が小回りが効くかも。
切り取り一筆箋の端を無駄にせず使えた満足感と、万年筆でも重ねて書ける(なにせ地と同じ紙ですから)ところがなかなか気に入りました。3つ折りカレンダーと切り取り一筆箋、両方をお使いいただいていればこういう方法もアリなのでは、という一例でございました。
それでは、次回もよろしくお願いいたします。