仕事でもプライベートでも、お便りを交換したり、品物を送り合ったり、いろいろな方とのやりとりがございます。私はだいぶ不義理なので、返答もついつい遅れがち。その上、油断しているとどなたから何をいただいたか、「アレ?」と分からなくなる始末。これはいけません。
私は母艦のバイブルサイズで実際に記録をつけているのですが、本記事ではM6サイズで考えてみました。使用するのは〈満〉と〈雫〉の2種類です。
それぞれ詳しくご紹介します。
まずは扉
最近の記事では扉の話ばっかりしている気がしますが。
〈満〉に、イベントでもお世話になっている niko always smile… ( インスタアカウントが開きます ) の「小花のかすみ草 M」のスタンプで縁取りをしました。インクは赤紫の濃淡を重ね合わせております。スタンプを押すだけでこんなに華やかなページに。最高。
扉の裏には、贈答記録をつけるときの簡単なルールを書いて保存しておきます。ルールを決めておくと書き方が統一できてあとあと探しやすくなりますし、「扉の裏」という特殊な場所は記録に埋もれる心配がなく、ルールの置き場所としてぴったりです。
物品の贈答と手紙のやり取りでは、記録に残したいことが少し異なるので、物品は上段、手紙は下段と、ルールを分けて書きました。〈満〉の裏面はグラフの象限(マニアックな例え)のような4分割のガイド入りなので、ちょっとした表を作るのもお茶の子さいさい。
左に置いたシールは100均ショップの和紙製のもの。
見出しの代わりに(ページの端に二つ折りにして貼って)使うと可愛いな、と思って、「いただいたものの見出しはこの色のシール」とわかるように扉の裏に貼ったのですが、実際使ってみるとシールのコシが強くて、すぐに剥がれてきてしまいました。残念。
ページそれぞれで写真を撮ったので、ぜひギャラリーでご覧ください(ゴリ押し)。
贈答記録
贈答記録は〈雫〉につけてみるのはいかがでしょう。自分がバイブルサイズでやってみた経験上、いただいたものと差し上げたものはページ(リフィル)自体を分ける方が、のちに整理したり見返すときに楽です。
写真の例は、濃い紫の字がいただいたもの、ピンクが差し上げたものです。日付の行のドロップを淡い同系色のペンで塗ってわかりやすくしました。ページの右肩に、シールを半分に折って貼っているのがお分かりいただけるでしょうか(画像をタッチで拡大表示します)。
(公開後、追記)儀礼的なやりとりでは、きちんと返礼をしたか確認することも大事だと思うので、お返しした分のドロップの輪郭を濃く縁取るなど、目印を決めておくといいでしょう。
こちらもギャラリーをば。
バイブルサイズとの比較
贈答記録は、日付シート(M6用)のおまけの活用例としてインスタでご提案したのが端緒でした。試しに自分でもやってみると大助かりで、すっかり手帳に定着しました。
そのときのサンプルと同じ内容をM6に収めたのが今回の作例です。とはいえ紙面がだいぶ小さくなるので、エピソード部分はかなり割愛。でも記録としてはこれくらい削ぎ落とした方が使いやすくて、むしろオススメ。
今回使用したリフィルはこちら。
それでは、次回もよろしくお願いいたします。