暑うございますね……
書きものをしてると腕と紙がぺったりくっついて大変です。
ついつい暑さを言い訳にしてぐうたらしてましたら、いろんなことが滞ったり追いつかなくなったりして「さすがにヤバイ」という状況になりましたので、喝を入れて頭の中を整理することにしました。
問題点は3つ。
- 家の都合や何やかやで、一時期よりやることが増えたのに生活はそのまま
- しかも「ま、なんとかいけるやろ」と甘く見積もりがち
- そのわりに、済んでないことが気になって目の前のことが手につかない
これまで何度となく陥ってきた、典型的な自分のダメパターンです。とほほ。
全部書き出してスッキリしてやる!
私はこういう「環境が変わったりやることが増えたりして、生活リズムが変わりつつある」「しかしそれに身体がついていけてない」とき、時計のように24時間の配分を図にするのが効いた経験があるので、今回もそのやり方でいきます。
使用するのはそら文葉〈月〉。〈月〉の円周には12分割と7分割のガイドの点がありますので、時間をホイールの形で表現するのがわりと楽にできます。
さっそく、以下の手順で作っていくことにしましょう。画像をクリックすると大きいサイズでご覧いただけます。
できあがりは上の写真のような感じ。左が一日の時間割、右が一週間の時間割です。
使用したインクは、メインのテキストがCARAN d’ACHE(カランダッシュ)INKREDIBLE COLORS(インクレディブルカラーズ)CHROMATICS(クロマティクス)Delicate Green、長い!で、”休息日” などの黄土色が HERBIN(エルバン)のAMBRE DE BIRMANIE(ビルマの琥珀)です。このところデリケートグリーンの爽やかな緑が気に入っています。
3. 大体時間の決まった用事を書き込む

私の生活では、睡眠と食事の時間は大体決まっているので、先に円に書き込んでしまいます。
万年筆は定規を当てられないので、直線はボールペンで。顔料インクを使うとマーカーなどで気兼ねなく塗れて、あとあと楽&仕上がりが綺麗です。
そうすると、食事と食事の間が大体どれくらいあるか決まるので、それも明記します。これまでだらだらしがちだった朝食と夕食の後が、案外時間がないことが判明。そりゃ毎日が溶けるように過ぎるわけだ。くわばらくわばら……
書いてみた効果と、使い方
不思議なことですが、「今日はこれをやる、だから、今日はあれはやらない」と決めると、やらない間ことが進まないのは同じなのに、気持ちがずいぶん安定しますね!この効果だけでも書いた甲斐がありました。
あまりガチガチに決めるのではなく、車のハンドルに遊びがあるのと同じようなゆるさにしておいて、数日試しながら調整する、というのをしばらくやってみようと思います。
使い続けられれば、その過程で出てきたネタもまたご紹介できるかもしれません。
それでは、次回もよろしくお願いいたします。