木目リフィルでビジュアルブック

木目リフィルでビジュアルブック
〈吹き寄せパック/風物のデザイン〉商品ページ

インスタグラムでいただいたリクエストを受けて、〈吹き寄せパック/風物のデザイン〉に入っているリフィルのひとつ「木目」の使用例をご紹介するシリーズ、2例目は、写真や切り抜きをページの主役に据えるアイデアです。

前回の記事は長文を書くサンプルでした。過去分も含め、木目の記事をまとめて読まれたいときはサイト下方のメニューにある「木目」カテゴリから一覧をご利用ください。

今回は「写真や切り抜きを使う」をルールとして、さらに内容を3パターン考えました。

  1. かんたんレシピカード
  2. お散歩日記
  3. My アートブック

順にご説明しましょう。

1. かんたんレシピカード

いちごジャムの写真をページ中央に貼り、簡単な作り方と材料を書き添えたものです。

題字
三菱鉛筆・プロッキー あか/ソフトピンク
レシピ本文/添え書き
パイロット・ジュースアップ レッド/ブラウン
ドットの装飾
呉竹・クリーンカラードット CANDY PINK

写真は CANON 製のスマホ用ミニフォトプリンター「iNSPiC」をイメージしています(専用用紙のメーカー公称サイズを踏襲しました)が、画質や色の出方は実物ではありませんのでご了承ください。角はサンスター文具製「かどまるPRO」のSサイズでカット。見た目が可愛いのはもちろん、角の糊の塗り残しや、角から傷んでめくれてくるのを防ぎます。

レシピは水回りで開いたり、濡れた手で触ったりするものですので、筆記具は水性顔料インクが望ましいところ。ここに挙げたものはどれも、鮮やかな色が充実している水性顔料の筆記具です。比較的入手もしやすいと思います。

題字にプロッキーを2色使ったのは、最初ソフトピンクだけで書いたら淡すぎて、あわてて赤でなぞったためですが、結果的に赤単色よりもちょっとやわらかい雰囲気になりました。

私はレシピは極力1ページに収めたく、そうするとあまりたくさんの情報は書けないので、以下の条件に絞って作るのがいいかなあと感じています。

  • 作り方は簡単だけど、分量や作業の順序をいつもちょっと迷う
  • 見栄えのする写真が撮れる

作ったあとの食べ方のアレンジや、どの品種で作ったらどういう味に仕上がったかなど、プラスアルファの情報を裏面に書いておくのも楽しいですね。

2. お散歩日記

密を避けてのお散歩なら少しは出歩くのも可能かな、と、願望も込めてのサンプルです。と言いつつ、書いている内容は書写なのですが……イメージしづらかったら申し訳ありません。

題字
三菱鉛筆プロッキー みずいろ
本文
プラチナ万年筆・プレピー 03(F) × パイロット・色彩雫 紺碧

題字のところには出かけた場所と日付を入れるイメージで。文章のところにはお散歩中の出来事や思ったことなど、絵日記のように自由にお書きください。道端で見かけた花や草木の写真を貼って、名前を調べたりするのも素敵ですね。

1ページに写真を2枚貼って、アルバムのようにしてしまうのも一興です。その場合はせっかくですから、自分的にお気に入りの写真を選りすぐってプリントしましょう。写真を撮るのを目的にすると、いつものお散歩もちょっと趣が変わるかも。

3. Myアートブック

展覧会のパンフレットや、使い終えたカレンダーからお気に入りの作品(推しの写真でもいいですね?)を切り抜いて、空いたスペースに詳細データや思いの丈を書き綴る使い方です。手帳のページに好きな作品がひとつでも入っていると、めくるのが楽しくなりませんか。

作品の枠
サクラクレパス・ボールサインノック ゴールド × トンボ鉛筆 ABT No.055
文字
カンポマルツィオ・MINNY × J.HERBIN ビルマの琥珀
タイトル装飾
呉竹・クリーンカラードット FAWN

ここでの切り抜きは一つの作品なので、まるで額装をするように、周囲を枠で囲みました。これだけで特別感!筆記具のインクは主役を引き立てる、同系色の淡い色か、無彩色(黒ないしグレー)を使うのがオススメです。


無地に貼るのとはまた違い、木目模様が背景を彩る飾りの役割を果たします。文章を書く量が少なくて済むのも続けやすいポイントになるかも?

それでは、次回もよろしくお願いいたします。