インクのインプレッションを手帳にまとめる

インクのインプレッションを手帳にまとめる

以前の記事で手帳の話を続けると予告していたのですが、2019年の県民手帳のフォーマットが変わる(見開き1週間からレフト1週間に戻る)という予想外の展開があり、思いのほか手こずっておりまして、ちょっとずるいのですが、またインクの話を取り沙汰させていただきます 😛

インクの楽しみは、色そのものはもちろんですが、入れる万年筆によって表情が変わるというところにもあると思います。濃淡が楽しめるもの、書き味の相性が良いもの、様々のお気に入りが見つかるとインクを変えるのも嬉しいですね。

とはいえ数が増えると全部を把握するのは難しくなるので、そういうときにシステム手帳に覚え書きを残す方法を考えてみました。

仕上がりイメージ

このような形になりました。使用したリフィルは〈無罫(分割ガイド付)〉です。

書きたい情報は以下の2つです。

  1. 簡単なインク情報
  2. インクのインプレッション(入れた万年筆ごと)← これがメイン

詳しく見ていきましょう。

1. インク情報

入手経路、入手日、価格やインクにまつわる開発物語など、情報は盛り沢山ですが、ここではあまり細かいデータは書かず、インクが特定できる程度に留めます。目安としてはこんな感じ。

  • 大まかな色味(ステンシルを使ってちょっと楽しく。後述します)
  • インク名
  • メーカー名
  • 使ってみた印象や買った動機

2. インクのインプレッション

そのインクが万年筆によってどういう表情を見せるか書き留めるのが目的なので、インクの情報よりこちらに重点を置きます。とはいえ、書くスペースが広すぎても荷が重いですし、無罫の4分割はちょうどよい分量ではないでしょうか。

  • どういうところが気に入っているか
  • 適した紙や用途は何か
  • 使っていて気づいた注意点

などについて書いておくと、自分がインクに対して何を感じているか考えるいい機会になりますし、時間が経って再びインクを選ぼうとするときにも役立つと思います。記録として、書いた日付も忘れずに。

作り方のポイントなど

リフィル自体は4分割するだけのシンプルな使い方ですが、見た目にちょっと華を添えるために、インクボトル風のマークを配置して、その中の空白に大まかな色味を入れてみました。手頃なハンコがあれば良かったのですけれども、作ろうにも私はあまり自信がないので、今回はステンシルを自作しています。

簡単につくり方を説明しますと、

  1. 手近な紙にボトルの絵の下書きを描き、
  2. その上に使い古したクリアファイルの切れ端を重ねて、使い終わったボールペンの芯の先で縁をなぞり、
  3. つけた跡に沿ってカッターで切り抜く

だけです。下書きを面倒がらずに描くことと、内側の空白を残す&ステンシルで叩くときにめくれないように、外側にうまくブリッジを渡すのがポイントです。切り抜きやすいように、下書きはできるだけシンプルに。

ステンシルは、顔料スタンプパッドがなかったので(こんなんばっかり)セーラー万年筆の顔料インク「極黒」に綿棒を浸してポンポンと叩きつけています。たっぷりとインクをつけるとステンシルの隙間から流れ出して無残なことになってしまうので、雑紙で様子を見ながら本番にとりかかってください。

インクをつけすぎてぼたぼたになった無残な図

入れる万年筆の本数が増えればページを自由に増やせばよいですし、見比べるときに自由にページを取り出せるのもシステム手帳の利点ですね。

それでは、次回もよろしくお願いいたします。