〈水玉罫〉、ついあれこれと使い方が刺激されるリフィルです。
根が大雑把なので「行き届いた管理」というのができず、持ち物を減らしたい気持ちが常にくすぶっています。数を減らすと「片付いた」感絶大なのが洋服類。さりとて、減らしすぎて職場で着た切り雀と思われるのは不本意です。そこで、自分にしては頑張ってスカーフを集めた時期があります。もちろん高級メゾンのものにはとても手が出ませんでしたが……
首の周りに二回ほど巻きつけてぎゅっと結ぶ、くらいしか使い方を知らず、それではつまらないと、書籍やネット記事で結び方をあれこれ探したところ、あるわあるわ、写真や動画で親切に解説してくれているページがたくさん出てきます。また、スカーフを買ったときに簡単なパンフレットがついてくることも。
いろいろあるじゃん!とわかったのはいいものの、飽きっぽい私は日によってコロコロ結び方を変えたくなるため、慣れて覚えるまでに至りません。また、「この結び方はあっちのサイト、あの結び方はそっちの本」と、好きな/わかりやすい解説があちこちにあるのも、バタバタ忙しいときに参照するのは不便です。
せっかく買ったスカーフを活かしたかったので、試しに使いかけのノートに結び方を集めてみたら、スカーフを結ぶたびに開くようになり、大変重宝しましたので、どうせならもっと体裁をカッコ良くしたいと考えました。とはいえスカーフの結び方だけでノート一冊を使い切るのはむずかしく、そこで浮かんだのがシステム手帳です。サッと取り出したり、着替え中にクローゼットの棚にパッと広げたりするのに、バイブルサイズのコンパクトさも助かります。
説明が長くなりすぎました。現在の姿がこちらです。
自分にしては頑張って描いたので、もう少し大きく写したものもご覧いただければと思います。
タテ一列につき1種類の結び方です。線画だけでは見るときにタテヨコを混乱しそうだったので、列ごとに色鉛筆の色を変えて軽く塗りました。布の動きがわかりやすいように、端だけを塗っています(全部塗りつぶすのが面倒だっただけだったりして🤭)。
しれっと書きましたが、ここに至るまでにノートを何回か引っ越しております。失敗を重ねて、ようやく満足いくものができました。
ここまでくるともう、スカーフを結ぶことが目的か絵を描くことが目的かわからなくなっていますが、持ち運びやすく開きやすいのは間違いなく、「すぐに見たい」情報をシステム手帳に集めるアイデアはおすすめです。
それでは、次回もよろしくお願いいたします。