ここまでのところ、ダイアリーと言いつつ、実際の使い道はスケジュール帳としてのリフィルのアレンジをご提案していますが、今回は少し力を抜いて(?)日記帳としての使い方を考えてみます。
個人的には、スケジュールは、たくさんの情報を見返しやすく整理して書き込むことを考えると、ある程度かっちりフォーマットが決まっていた方が楽だし続けやすいですが、日記には少し自由さやお遊びの要素が欲しいかな、と思います。
自由に書くなら罫線はあまり細かくない方がいい、ということで、3案ほどご紹介します。
無罫リフィルで絵日記
まずは〈無罫(分割ガイド付)〉を使った見開き1週間です。
左右のページを4分割で揃えるか、片方を3分割にして「7日分」の枠にするか、はお好みで。
もちろん無罫なので、ぎっしりみっちりスケジュールを書くのにも使えます。私は(インスタグラムでときどき投稿していますが)左右を4分割にして、絵日記に使ってみています。
なんとなく心がけているのは、
- 絵を左右交互に配置すること
- タイトルとコメントのインクの色は固定すること
- 絵とコメントのスペースはだいたい半々にすること
です。8つめのスペースには、1週間の総括を書いたり、たまに日曜の分と合わせて大きく絵を描いたりしています。
スクランブル罫で簡単日記
〈吹き寄せパック/風物のデザイン〉のスクランブル罫。数えてみたら(偶然)ブロックが7つあったので、その日の気分やちょっとした出来事を1週間分書き込むのも面白そうだな、ということで書いてみたのがこちらです。じゃじゃん。
ポイントも何も、ただ思いついたまま書いていくだけですが、
- 日付と本文はガラッと違う色のインクを使う
- 日付と本文は字幅も変える
- 日付は最初に書き込んでしまうのではなく、その日の気分でブロックを選ぶ(週の終わりは自動的にスペースが決まってしまいますが、そこに収める工夫もまた面白し、です)
特別楽しかった日や印象深かった日は、ブロックをカラフルに縁取ってみてもいいかもしれません。同系色でまとめればシックに、補色を使えばポップに仕上がると思います。
SNSなどをお使いで、短い文章をまとめることに慣れていらっしゃる方は、よりスムーズにお使いいただけそうです。書きあがった紙面はどことなくリズミカル?
吹き出しでひとこと日記
〈吹き寄せパック/風物のデザイン〉の吹き出しリフィル。こちらも短い文章でひとこと日記を書き留めるのにおすすめです。
これは私が下手にサンプルを書くより、ここからイマジネーションを膨らませていただく方が楽しそうです。日付のデザインに凝ってみると気分も高揚?書く内容はそれこそ様々ですが、例えば
- いいこと日記(嬉しかったことや充実感のあったことなど)
- SNSや書籍で見かけた名言を記録する日記
- ペットの体調記録
など、スケジュールや他の日記からは独立させて読み返したいものに使うといいかもしれません。
季節はちょうどお盆休み、長期休暇限定の日記ページなど、気分転換にいかがでしょうか。
それでは、次回もよろしくお願いいたします。