パッと浮かんだ名前

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今回は、2024年9月に発売した新商品のご紹介です。このところお知らせ大渋滞中でして、投稿がことごとく告知ばっかりで不甲斐ないところですが、お付き合いいただけましたら幸いです。

新商品と申しますのは、2024年9月のふでまめイベントで発売した〈粧ひDX〉夜明けシリーズです。

これまで、黒い紙で作ったリフィル商品であるくろかみシリーズを販売してきましたが、このたび、構成と装いを新たに、3種類の紙を詰め合わせた商品にリニューアルしました。

以下はSTOREのリンクです。バイブルサイズ/M6サイズ/M5サイズ の3サイズがございます(くろかみシリーズで展開した3サイズを、ひとまずリニューアル版として踏襲しました)

3サイズとも構成は同じで、

  • クリーム紙 × 5枚(筆文葉の定番リフィルと同じ紙)
  • グレー紙 × 5枚(新顔。粗めの繊維が残る紙)
  • くろかみ × 5枚(従来のくろかみシリーズと同じ紙)

の15枚が入っています。価格は一律 ¥990(税込)。クリーム紙は筆文葉の定番リフィルと同じなので、M6の波文葉やM5のそら文葉と並べて綴じると、ちょっと風合いが異なります。あらかじめご了承ください。

また、グレー紙は繊維が粗いため、万年筆やガラスペンなど、ペン先の繊細な筆記具の使用はお控えください。

考案した背景のようなもの

STORE の商品ページでも軽く触れたとおり、私のシステム手帳は使うにつれ、性質の違うページがごちゃごちゃに混ざってきがちです。大事な用件とラクガキ、使用中/完了/未使用、ずっとキープしておきたい情報と次の整理でさっさと外したいメモ。これらが混ざると、気持ちも頭も一緒に混乱😵‍💫🌀

ページを区切る小道具はいくつか選択肢がございまして、すぐに思い浮かぶのはこのあたり。

  • 付箋:仮置きにはピッタリ。外れやすい、くたびれてくる、ページの一部が隠れる
  • インデックスシール:私は数が増えると整頓したすぎて継続が困難(いたちごっこ)
  • しおり:柄や素材でオシャレできる。数が増えると干渉する

いろいろ試した末、ディバイダー/仕切りの愛用者と相成りました。〈粧ひセット〉やトレーシングペーパーもその一環で誕生した商品といえます。最近ではコラージュシールやスタンプが楽しーい!ブームが来ており、リフィルに求めるカスタマイズ欲が膨らむ一方。

万年筆で書きやすい紙と、スタンプのインクやシールが映える厚手の紙を、グラデーションぽく揃えると素敵だなあ……という考えが浮かんで、この形となったのでした。

お気に入りの紙を詰め合わせるから〈粧ひ(しかもDX)〉だな!はすぐに決まり、他の〈粧ひ〉と区別するのにサブタイトルも……とモニョモニョ考えていて、パッと出てきたのが「夜明け」というフレーズでした。

セットの中に入っているクリーム紙を使って書いた、現時点での月ごとの振り返り。

暗闇(黒)から、だんだん空が白んで薄らいでいき(灰色)、日が昇る夜明け。2024年の5月に意を決して公開した自分語りから、この商品を形にしたころの気分が、ちょうどそんな感じだったのです。「明けない夜はない」とか他人が繰り出してきたら、胸の内で「黙らっしゃい」と舌を出しておくくらいで丁度いい👅ですが、本当に夜明けが訪れたら、それは当人に安堵と、喜びをつれてくるものだと信じます。

まあ、なんとなく波が合った気がするなあ、という話にすぎません。「夜明け」という言葉は清々しい響きがあって好きです。

上の写真に集めたとおり、すでにいろいろ楽しく使っております。皆様にも、紙の風合いと組み合わせの妙をお楽しみいただければ幸いです。

クリーム紙は、分割ガイドを入れていて、線の引き方でさらに用途が広がります。上掲の振り返りページも然り。中身はとにかく、レイアウト自体は応用が効く形だと思いますので、別記事で書き方をご案内しますね。

それではまた次号で!


本記事に掲載した手書きサンプルのスタンプ部分は、always smile 合同会社の許可をいただいて使用・製作しております。

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