バリバリの業務のように見せかけて、またも食材・料理ネタです😁とはいえ、意外にプロジェクトの進行などに通じるところもあるのでは……と思っております。
書き方の話の前に
今回の記事は、以下のような食事事情を背景に書いています。
- 食材の宅配サービスを利用している
- 宅配は週に1回、注文もほぼ同じタイミングで週に1回
- 紙のチラシで商品を確認してネット注文する、というルーチン
1週間分の食材を注文するので、無駄を出さないためにも、献立を大まかに決めておくことが必要になりました。といっても、夕食の主菜(メイン1〜2品)だけですが。
どう書いているか
いろいろ試行錯誤した結果、筆文葉の〈3つ折りカレンダー〉と注文食材ノートの2本立てという現在の形に落ち着いたので、ご紹介します。
たとえば月の1日に宅配・注文があると、届く食材は1〜7日の1週間分、注文する食材は8〜14日の1週間分になります。
つまり、基本的に2サイクル(2週間分)の献立を、続きすぎないように回転させる必要があるわけです。
家人が糖質(夜だけ)制限ダイエットを続けている関係で、カレーや麺類、焼き飯や丼もの(要するに炭水化物推しの食事)を夜は登場させられないという制約がありつつ(初期はほんとどうしようかと思いました)、繰り返しても飽きのこない(自分なりの)精鋭メニューをなんとかひねり出して今に至ります。
カレンダーには実際に摂った食事を書きます。
献立の計画は付箋1枚につき1週間分を書き、今の日付と重ならないところに貼ります。献立は順番を厳密に決めない方が、融通がきいて気持ちが楽です。
いま注文する分の献立を考えているとき、手帳には過去の食事と、届いた食材で作る予定の向こう1週間の献立が並んでいるわけで、パズルのように計画を立てるのです。作り終えた週の分の献立付箋は剥がしておしまい。
結果的に、付箋は少なくとも2枚を入れ替わり立ち替わり貼ることになります。予定が変わるときなど、メニューのやりくりをするのにもこの付箋は活躍します。
〈3つ折りカレンダー〉に書くと、
- 予定があって作らない日
- 前月以前の献立(月の第1週に大助かり)
- 翌月以降の計画(月の最終週に大助かり)
が一枚で確認できて超絶便利。スペースが狭いので情報を詰め込むのに工夫が要りますが、それを押してもオススメしたい使い方です。
献立が決まったら、必要な食材をノートに書き出します。目的は2つ。
- 先週頼んだものと重複しないようにすること(とくに、調味料や乾物など保存のきく食品は要注意)
- チラシから拾った品番を入力用にメモすること
チラシに魅力的な商品があれば飛び入りすることもありますが、基本は献立に沿って、予算内に納めるようにリストとにらめっこです。
書くと他にもいいことが
このノートは、1週間のうちに「そろそろ切れそうだから買い足さないと」と思っているものや、前回の注文時に取り扱いがなくて持ち越したものなどを書き留めておくのにも役立っています。適当にメモしていたころは、紙とともに記憶も見失うことがよくありましたが、いまはそんな心配とは無縁。情報も、定位置が決まると心地よく流れてくれるのを実感します。
ノートはA6判(文庫本サイズ)で、なんでもいいのですが、ある程度フォーマットがあった方が楽なので、プリンタで自作しています。
筆記具のことなど
カレンダーの方は机で落ち着いて書けるので、好きな万年筆を使います。これまでのところ、インクはシェーファーのターコイズ(残念ながら廃番)と、パイロット色彩雫の冬柿の組み合わせが気に入っています。注文食材ノートはメモも兼ねているので、水回りで使っても大丈夫なように、万年筆ならセーラーの極黒、基本はボールペン(よく使うのはフリクションの3色)で。
〈3つ折りカレンダー〉はこちらからどうぞ。
それでは、次回もよろしくお願いいたします。