2022年7月の限定商品

2022年7月の限定商品

先日、リフィル収納用の封筒の型紙をブログで公開しました。それを使って手元にある紙をいろいろ封筒にしていたら、なかなか素敵なものができまして。ふと「7月8〜10日に代官山で開催される Pen and message. の出張販売のネタにならないかしら?」とお店の方に相談したら、持っていっていただけることになりました。

思いついて相談したのがおととい(7/5)というギリギリっぷり。ただでさえイベント準備で大変なところに、快く受けていただけてありがたい限りです。

パッケージはこちら。

バイブルサイズ・M6サイズ・M5サイズのリフィルに合わせた、封筒と便箋のセットです。〈粧ひセット〉の豪華版という位置付けで、〈粧ひDX〉というシリーズ名にしました。

リフィルと便箋は、カラー(オランダカイウ)の花のイラスト入りです。封筒の内張は、写真では分かりづらいですが、金色の化粧紙を使っています。中身はギャラリーをスライドしてご覧ください。

  • リフィル3柄×各1枚(M5サイズのみ各2枚、計6枚)
  • 便箋4柄×各1枚
  • 封筒1枚

のセットで、各サイズとも税込 1,650円です。

イベント限定の商品というわけではありませんが、封筒のダークグリーンの紙を使い切ったので、数量に限りがあります。イベント終了後、智文堂STOREでも通販いたしますので、よろしければご利用ください。

手紙といふもの

手紙を書くのってめちゃエネルギーを使うなあ、と思う次第です。お礼状やご挨拶状など、定型文を組み合わせれば形が整うものは別ですが(だからこそフォーマットの力ってすごい……と思うのですが)、伝えたいことがあって、なおかつ自分の中で伝えられる状態になってないと、筆を執る気になれません。魔女のキキも、生活の見通しが立ってようやく「手紙が書ける」と嬉しそうにしてましたね。

この6月は古くからの友人にいくつか手紙を書いていたので、そういうことを強く感じたりしました。そのときに、スペシャルな便箋や封筒を使いたい……と思ったことが、今回の商品のタネになったのかもしれません。

遊んでみた

バイブルサイズ用の便箋を使って、作例がてら遊んでみました。クリックで拡大します。

便箋には岡本かの子の『或る男の恋文書式』を書写しました。恐る恐る書き始めましたが、分量もほぼぴったりでガッツポーズ。あちこち間違えたけど……🤫

モチーフをまたいで書いたところ。二段組になっている数行と、一段組の間を1行空けると、文章の流れが追いやすくなる気がしました(今回初めてこのことに気がついて興奮)。

便箋に使用した紙は、インクがシュッと引き締まり、線が細めに出ます。いつもよりいい字が書ける気がする(気分大事)。

100%妄想

手紙を書いたあと、コピーや写真を撮るのは気分が壊れそうで避けたいけど、何を書いたかあとから振り返れるようにしたいなあ……と思うことがあります(ありませんか?)そういうとき、手紙のダイジェストをリフィルに残すのはいかがでしょうか。

厨二風味に、こういう手紙を書く状況をあれこれ妄想して中身を考えました(不遜)。たのしー!カラーの花は(どうでもいいですがこの名前、究極的にググラビリティが低いですよね)結婚式のブーケでも人気なように、清潔さや朗らかさを連想させるところがありますが、そういう便箋にこの、陶酔と悪趣味が入り混じった文章を組み合わせるのが味わい。

なんの話だ。便箋は、罫線と平行な方向に二つ折りするだけで、封筒にピタッと収まります。

イベント情報

日程
2022年7月8日(金)〜10日(土)
会場
ギャラリー懐美館(なつみかん)代官山
イベント詳細
ギャラリーのイベント情報ページをご確認ください

同時期に、神戸元町の 590&Co. のお店も近くでイベントをされるそうです。お時間がございましたら是非お運びください。


それでは、次回もよろしくお願いいたします。