カラフルなマスキングテープやインクの彩りも華やかですが、黒のシンプルなイラストも紙面が引き締まっていいものです。黒のペンならほぼ確実に家にありますしね。今回は、黒を基調にしたリフィルのワンポイントイラストを、2パターン考えてみました。使用したリフィルはM5サイズ・そら文葉の〈雪〉です。
使用する黒は、くっきり濃いほどシャープに仕上がります。油性の黒はグレーに近いので、ゲルインクボールペンかマーカーを使用するのがオススメです。
シールを使うアイデア
手帳用のミニシールを、イベントやToDoという意味合い抜きに、リフィルの飾りとして使ってみました。使用したモノトーンのシールは昔購入した midori(デザインフィル)のもので、この他にもいくつかデザインのバリエーションがあったんですが、さすがに廃番になっているみたいで残念。
雪といえばの連想からなんとなく、モチーフはうさぎに。青空文庫から中原中也の文章を引いて、傍らにちょこんと配置しました。手帳の枠で遊べるように、半身しかないシールなので、お尻をちょっと描き足しています。
ボールペンで塗ると塗り筋の跡が残るかなと思ってプロッキーを使いましたが、これくらいのサイズなら、黒のゲルインキボールペン(ジュースアップ04)1本で事足りそう。
ただ線を引くアイデア
雪原の樹氷と白兎、のイメージ。今度は文字なしです。
樹氷は、1本長い線を引いて、下から互い違いに線を引いただけです。あんまり揃えすぎず、左右アンバランスに崩しながら描くといい感じ。
ウサギは、細長い雪だるまに細長い耳をくっつけただけのフォルム。一匹だとちょっと寂しかったので二匹。目を赤く書けばウサギに見えるマジック!
黒でイラストを描いたら、グレーのマーカー(トンボ鉛筆のABT)で罫線の丸を縁取るように囲んだり、稜線にまぶすように大小の点を描いたりして、なんとなく雪が舞っているような雰囲気を醸し出しました。
引きで見るとこんな感じです。
真ん中の一枚は合わせ技、シールを貼って(お尻を描き足して)グレーのマーカーで雪を散らしたバージョンです。このデザインなら文字は横書きの方が合いそう。
使用したリフィルは以下です。
モノトーンの紙面だと、逆にいろいろ想像力が刺激されますね!うふふふ。写真を見ていて、またあれこれ作りたくなってきました。
それでは、次回もよろしくお願いいたします。