月の初めのマンスリー準備

月の初めのマンスリー準備

システム手帳では、年間スケジュール/月間スケジュール/週間スケジュール/その日のスケジュールを書き出しておりまして、本記事ではこの中の月間スケジュールについて、どういうフォーマットを使っているかご紹介します。ここ最近は、自分に合ったフォーマットを探すためのお試し期間が続いているので、システム手帳の醍醐味を実感したりして。

ではさっそく見開きのビジュアルから。画像をクリックすると、少し大きい横長の写真がご覧いただけます。

バイブルサイズの〈フレックスダイアリー〉を使用しています。長らく横置きで書いていたんですが(横置きにすると一段がちょうど7マスになって都合がよかった)、カレンダー以外のスペースを用途に応じて区切りたくなってこの形にしました。

まずはじめに、写真の通り、上下に一段ずつと左に一行を残して、月のカレンダーを書きます。私は長らく月曜始まりのカレンダーに親しんでおります。手書きだとこういうところの融通がきくのがいいですね(県民手帳はマンスリーのカレンダーは日曜始まりだったので)。

次に、上の一段の左端に、月のラベルを貼ります。自分の日付シートを使用?。場所に深い意味はありませんが、この位置だと何月のページかパッと目についてわかりやすい気がします。

ちなみに、横置き時代は(上に散らばっている)横長の月ラベルを使っていました。

上を一段空けたのは、その月の達成目標的なことを書くスペースが欲しいからでした。生活リズムに関することや、少し日数がかかることなど、カレンダーにわかりやすく書くのが難しいものをここに入れます。細かいToDoがたくさんあるものは件名だけにとどめ(この例でいうと確定申告)、詳細は別ページへ。

祝日をマークします。取引先に連絡するときに「祝日って忘れてた?」ということが何回かあったので、予防策として書くようになりました。カレンダーはパイロットのジュースアップを使うことが多いです(顔料インクのボールペンで直線が引きやすい)。祝日のマーキングは、呉竹のクリーンカラードットが、ポンとひと押しでくっきり色がつくので重宝しています。ハンコを押すみたいな楽しさもあり。

写真でお分かりかと思いますが、カレンダーの左側に一列残した余白には「その週中に完了したい予定」を書きます。4月分の日付シート配信は早めにやりたいなあ……(願望)

右ページの下部、カレンダーの右下のスペースには「その月の事務処理」に関する見出しラベルを貼ります。これも日付シートから。というか、ここのラベルに使うために日付シートにパーツを入れているという……

請求書や支払いの処理、保険やサーバの契約更新など、期限を書いたり、件数を書いたり。毎月何かしら関連の用事があるので(しかも前月からまたいで処理が必要なことが多い)、月の初めにまとめて整理することで安心できるようになりました。

これは県民手帳時代からずっとやっている、浮動式の予定(勝手に命名。予定はあるけど日時が定まっていないもののことです)を付箋で仮置きしておくやり方です。3M製の「スリム見出し(ミニ)」がこの用途にピッタリでして(100均などにもジェネリック商品があるかもしれません。サイズは25×7.5mmです)バイブルサイズでも問題なく使えています。日時が決まればカレンダーに直接書き込んで、付箋はお役御免。

まとめると、こんな風に大体のエリアを分けているのでした(文字の切れたところはクリックで元画像を表示できます)。下一段分の空いたスペースは予備のメモ欄として使えますね。

毎月セットアップするのは面倒かなと思いましたが、私にとっては、このタイミングで月の予定を立てたり前月からの申し送り事項を整理したりできるので、手帳に書き込むきっかけになってちょうど良いようです(それがないと日々の作業に流されてメリハリを失ってしまう)。

日付シートとペンの色の組み合わせなどを考えるのも、気分転換になって楽しゅうございます。

今回はフォーマットの話に絞ってお届けしました。皆様はマンスリーをどのようにお使いでしょうか?

それでは、次回もよろしくお願いいたします。