2021年2月にインスタライブでお邪魔した際、かなりの映画好きと聞こえの高い NAGASAWA PenStyle DEN のスタッフT様と打ち合わせ中に、「映画を記録するならどういう形がいいですかね?」と振っていただいたので、勝手にお題をふくらませてみました。
バイブルサイズでの記録は過去に記事にしましたので、ここではM5限定で話を進めます。
データの記録は〈虹〉
「データシート」の名を冠するリフィルでもあり、映画情報の記録を目的とするなら〈虹〉はいかがでしょうか。
項目ラベルは映画ズバリではありませんが、サンプルでは一案として、以下のように割り当てています。
- NAME → タイトル(サブタイトルもここに)
- PLACE → 観た場所(映画館のほか、Amazon Prime とか Netflix とか動画配信サービスなどでも)
- CONTACT → 監督、脚本、音楽など、映画に関する最低限メモしておきたい情報
- DATE / TIME → 鑑賞日、公開日、上映時間など
- NOTES → 主なキャスト
- SKETCH(裏のフリースペース) → 映画のセリフ
PLACE の下半分と、SHARE のスペースは余りそうですが、埋まらなくても無理せずそのままで。PLACE は場所つながりで映画の舞台やロケ地、SHARE には誰かと一緒に観たならそのことを書くとか。洋画の場合は原題、原作があれば作者や出版社なども情報になりますね。
〈虹〉の裏面には印象に残ったセリフのほか、半券があれば貼付しておくと時間が経ったとき楽しそうです(サンプルでは便宜上、表と裏を2枚に分けて並べて撮影していますが、実際はリフィル1枚に1作品とお考えください)。
〈星〉で「おすすめ度」に特化
映画をたくさん観ていることが知られると、人からおすすめを尋ねられやすくなりませんか。人に薦める映画(に限らず本でもなんでも)は、自分が気に入ったかどうかとは少し別物な部分もあるので、そこに特化するのも面白いかなあと思いました。
おすすめ度を一目でわかりやすくするなら、見栄えの点で〈星〉がイチオシです(自分がやりたいだけ)。
サンプルでは潔く、タイトルと公開年と一言コメントだけに絞りました。あとは6つ並んだ星をおすすめ度に応じて塗りつぶすだけ。映画情報を書いたインクと星を塗る色をコーディネートするとまとまって見えます。タイトルは下線で強調を。
これならM5の限られたスペースでも、リフィル1枚に最大4本の作品を書くことができますね。
私が書くなら、おすすめ評価は5段階でつけておき、稀に出会う「特別枠の作品」に6つめの星を使いたいです。
M5でログを取る旨味
M5サイズはなにせ小さくて気軽に持ち運べますので、バイブルサイズより機動力は一歩秀でているでしょう。
- 紙面が小さいので、書いて埋めなきゃ!と気負わなくてすむ(心理的に軽い)
- 出先で映画を観るとき携行しやすい(物理的に軽い)
- 紙面が小さいので、お茶がてら短い時間でササッと記録できる(時間的に軽い)
M5じゃとても書ききれない!という映画に出会えたら、そこであらためてバイブルサイズを出してくればいいわけです。セットで使えば、M5が索引カードの役割を果たしてくれることに。並べ替えも簡単ですし、いいことづくめ。
M5なら枚数が増えるのも早いでしょうから、パラパラめくる楽しみもすぐ手に入れられそうです。
それでは、次回もよろしくお願いいたします。